地理的表示「大阪」(GI 大阪)指定後初認定
報道関係者各位
令和3年7月14日(水) 第一回地理的表示「大阪」委員会による第一回GI大阪審査会」が阪府環境農林水産研究所にて開催され、審査(書類審査、分析審査、官能審査)の結果、第1回認定ワイン(6社10銘柄)が決まりました。今回はGI大阪認定の際にも評価された大阪のデラウェア品種のワインが多数出品され、大阪らしい造り手の個性が伝わるラインアップとなりました。
今後も年1回以上審査会を開催しながら、GI大阪の発展に繋げ、より多くの方に大阪ワインを知り親しんでもらえるように取り組んでゆきます。
※今後の取り組み GI大阪認定お披露目イベント 令和4年1月頃スタートアップイベントを開催予定。
■第1回GI大阪認定ワイン 6社10銘柄
【白ワイン】6銘柄セル2 | |
飛鳥デラウェア2020 |
飛鳥ワイン株式会社 |
Osaka Delaware2018 |
仲村わいん工房 |
金徳葡萄酒 デラウェア 2020 |
株式会社河内ワイン |
大阪WHITE 2019 |
株式会社パピーユ |
大阪デラウェア2020 |
株式会社パピーユ |
合名山シャルドネ木樽熟成 2020 |
カタシモワインフード株式会社 |
【赤ワイン】1銘柄 | |
大阪葡萄酒 |
カタシモワインフード株式会社 |
【スパークリングワイン】3銘柄 | |
たこシャン 2020 | カタシモワインフード株式会社 |
飛鳥スパークリングデラウェア 2019 | 飛鳥ワイン株式会社 |
大阪デラウェアスパークリング 2019 | 木谷ワイン |
地理的表示「大阪」とは
令和3年6月30日(水)に国税庁長官により、ぶどう酒の地理的表示「大阪」(GI「大阪」)が指定されました。(大阪では初のGI認定となります)「大阪のワインはデラウェアを中心とした食用品種が主体であり、全体的に凝縮された果実味と穏やか酸味、ほどよい旨みを感じることができ、心地よい余韻が残るのが特徴。食との相性が良いもの」と評価されました。全国的には、山梨、北海道という日本ワインの産地があり、今回、長野、山形とともに、大阪も仲間入りを果たしました。
■審査会の模様
■GI大阪ロゴマーク
ロゴマークの意味
100年以上続く葡萄産地を意味するブドウ。1粒1粒は個性的な生産者も意味しています。
ぶどうに寄り添う形でグラスのシルエットで、ぶどうとともにある大阪ワインを表現しています。
カラーについて 紫:ワイン(デラウェアの色)緑:ブドウ畑 赤:大阪らしい明るさ、元気
GIにとは
酒類の地理的表示(GI)制度で、GIとは「Geographical Indication」の略。酒類や農産品について、ある特定の産地ならではの特性が確立されている場合に、当該産地内で生産され、生産基準を満たした商品だけが、その産地名(地域ブランド)を独占的に名乗ることができる制度。